信頼できるかかりつけを持とう
近いというだけで決めない
動物病院は人間の病院とは違うため、地域によってはその数も十分でないこともあります。
飼い始めでペットがまだ若いうちは、予防注射や爪切りなどのケアくらいしか用がないので、動物病院はどこでも一緒だと考えがちです。
ですが、初めのうちから良い病院を探しておくことが大切です。
他にペットを飼っている人から情報を集めたり、実際に予防接種の際に来院してみるなどして、良い病院を選ぶことが大切です。
ネットの口コミ情報なども参考になるので利用すると良いでしょう。
通う事を考えると遠くは大変ではありますが、決して家から近いからという安易な理由だけで決めない方が賢明です。
いざ大切なペットの具合が悪くなったというときに安心して頼ることが出来る獣医師を見つけておきましょう。
獣医師との相性も大切です
獣医師が実際に治療をするのはペットですが、実際に説明を受けるのは飼い主なので、飼い主との相性が良い事が大切です。
いくら獣医師としての腕が優秀であっても、飼い主から見て信用が出来ない部分を感じるような人物ではトラブルの原因にもなりかねません。
治療となると手術や入院中の管理などどうしても飼い主が介入できない場面がどうしても出てくるものです。
言葉を使う事の出来ない大切なペットを預ける相手ですから、人間的に信頼できる人を選びましょう。
また、ペットの治療にかかる費用は高額であるため、診療報酬に関してもきちんと明確に提示してくれるところが安心です。
治療方針に関しても、丁寧に説明してくれたり、飼い主の意思確認をしてくれるところが良いでしょう。
緊急時の対応やサービスの確認もする
ペットも高齢になってくると、急に体調を崩すこともあります。
言葉で伝えられないペットを前に、飼い主としては不安でつらい気持ちになってしまいます。
平日の昼間であれば迷わず動物病院に駆け込むところでも、夜間や休日となると様子を見て良いものか迷ってしまうものです。
そんな時のためにも、かかりつけ医を決めたら緊急時の対応を確認しておきましょう。
休診の時間帯であっても急患であれば対応してくれる所もおおいですし、それが難しければほかの対応を準備しておく必要があります。
夜間に急変した際にどこへ連絡すれば診てもらえるか、きちんとわかるようになっていると安心です。
困った時にバタバタしないためにも、飼い主の責任として緊急時の対応を準備しておきましょう。