住宅産業

稽古場の利用目的や興行場との違いについて

そもそも稽古場とは?

稽古場とは、武道や芸能などの稽古をする場所の事です。テニスやサッカー、野球の様な海外が発祥のスポーツに関しては練習と呼びますが、相撲や歌道、能楽や歌舞伎といった日本独自の形で体系化されたものは稽古と言われています。最近ではピアノなども稽古すると言われるようになっています。こういった、芸道を練習する場として昔は使用されていましたが、現在ではダンスや演劇、バレエやミュージカルの練習場として一般的に使われています。音楽を使用した芸能活動の練習を目的とした利用が多いことから、遮音性能の高い造りとなっていることがほとんどです。また、稽古場は演劇やダンスのように体を使用した表現活動の練習の場として利用されることが多い為、全身鏡が設置している場所が多いです。

稽古場の稽古以外の使い道は?

稽古場は上記のような芸道や演劇、ダンスの練習のほかにもたたき場として活用される場合もあります。たたき場は演劇やミュージカルなどで使用されるパネルなどの大道具や小道具を作成することです。大掛かりなセットを作る場合はどうしても広い場所が必要となってきます。そのため、稽古場を利用してたたきを行う劇団も少なくないようです。

稽古場と興行場の違いとは?

稽古場は芸道を練習する場所ですが、興行場は映画や演劇、ダンスなどの見せ物を観客に見せたり、聞かせたりする場所です。これは、興行場法によって定められています。また、複数回継続して見せ物を披露する場所が興行場の対象となっているため、1度だけ友人に見せるために披露する場合は稽古場でも違法になりません。そのため、定期的に公演を行うようであれば、稽古場ではなく興行場を借りるようにしましょう。特に、飲食店等でライブを行う際は興行場法に則った店舗で行うことを心掛けましょう。

稽古場の相場は?

稽古場借りる際の費用は立地や稽古場の広さ、使用する時間帯や曜日によって違います。平日で少人数の利用であれば1時間1,000円~2,000円程で借りることが出来ます。劇団や大人数でのダンスレッスンなど50名以上の稽古場を借りる際は10,000円~20,000円程でレンタルできる場所が多いです。また、深夜から朝にかけて通常よりも安く稽古場を借りることが出来る所もあるようです。深夜の稽古は1時間ごとのレンタルではなく0時~8時まで5,000円のような形で借りることが可能です。ライフスタイルや予算に応じて適切な選択をしましょう。

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