注文住宅に向いた土地選び

利便性・広さなど優先順位をつける

注文住宅を建てるためには、そもそも住宅を建てるための土地を探さなければいけません。土地を探す際にはまず居住希望エリアから考えて選ぶことになりますが、まずは土地選びで何を重視するか優先順位をはっきりさせましょう。駅や商業施設・学校など近所の施設が充実しているほうがいいのか、近所に騒音のリスクがある施設が少なく静かな環境を確保しやすい場所がいいのかといったポイントです。小さなお子さんや高齢者と一緒に暮らす際は、病院といった施設とのアクセスも見過ごせません。車を複数所有している、趣味の所有物が多く収納スペースをどうしても広くとりたいといった場合には土地の広さも非常に重要です。

古家つきなどの条件を吟味する

不動産会社が所有している物件はまっさらな土地だけとは限りません。売りに出されている状態ですでに古い家や物置といった建物が建っているものも多いです。もちろん、注文住宅を建てるためにはすでにある建物を解体しなければいけません。一般的な大きさの戸建て解体は100万円ぐらいから可能なので、土地の費用が安ければ解体費用込みでも古家つきの物件を選ぶほうがお得というケースもあります。ただし、当然解体作業にはそれなりの日数を要するので新築に入居できるまでの日数は多くかかってしまうことは避けられません。不動産の中には、住宅を建てる際に特定の建築業者に依頼しなければならないという条件つきの物件もあります。リーズナブルに土地を購入しやすいというメリットがある一方、注文住宅では任せられる建築業者が限定されるため自分の希望をかなえにくくなるおそれがあるというデメリットがあるため一長一短です。

建築業者で土地探しをする手も

注文住宅の土地探しをするために頼る業者として、まず真っ先に思い浮かぶのは地域の不動産を管理している不動産専門店でしょう。しかし、もう一つの可能性として建築業者に土地探しの段階から相談するという手があります。信頼できる建築業者を知っているという場合、土地探しの段階から購入するお客様の希望をふまえておすすめの不動産を紹介してくれるのでおすすめです。土地購入の手続き・新築の手続きどちらも窓口が一本化できるという点も大きなメリットでしょう。多くの不動産を扱っている不動産専門の業者に比べると物件自体の選択肢は少なくあるので、〇〇エリアに住みたいというこだわりがある場合はその希望が難しくなる可能性もあります。

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カテゴリー: 住宅産業