症状によって診察を受ける内科を選びましょう

内科でも臓器によって専門分野に違い

内科は文字通り、体の内側にある臓器を診断したり治療したりするための医療機関です。しかし人間の臓器は心臓や肺・肝臓など、誰もが知っているものだけでもかなりたくさんありますね。臓器ごとにかかる可能性のある病気は異なっているため、内科医はそれぞれの臓器についての詳しい知識や臨床経験が求められます。
そのため大学病院などの大きな医療機関では、同じ内科でも呼吸器内科・循環器内科など細分化した診療科目を開設していることが珍しくありません。事前に自分の症状がわかっていて、ここを診てもらいたいという要望が発揮している方はそれぞれの専門科目に対応した医療機関を選ぶのがおすすめです。

血液やアレルギー専門の内科も

血液は臓器ではありませんが、白血病など血液自体に病気が見つかることもありますし血液を調べることで内臓の病気が見つかることは少なくありません。大きな病院では血液全般に関する病気を診断する血液内科という診療科が設けられていることもあります。血液関係の病気が疑われる場合に採血を行い、さまざまな血液検査を行うことで病気を発見するエキスパートです。また、最近はアレルギー専門の内科外来を用意していることも珍しくありません。呼吸器内科と併設してぜんそくを中心に診察・治療するアレルギー内科もあります。リウマチや膠原病などに特化した内科もあるので、これらの病気で悩んでいる方は専門性の高い内科で診察を受けるのも有効な手です。

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不定愁訴は内科の他婦人科や神経科を選ぶ手も

不定愁訴とは、頭が痛い・疲れが抜けない・胃が重たいなどの自覚症状がありながら検査ではっきりした原因が見つからないことを指しています。場合によっては心理的なストレスやうつが不定愁訴の原因となっていることもあります。長年不定愁訴の症状があって悩んでいる方の場合、内科だけでなく他の専門家を受診することで症状が改善するきっかけを得られることが少なくありません。ほてりなどの更年期障害に見られる症状が続く場合、婦人科を受診することで症状が軽くなるケースも多いです。神経科でメンタル的な面からアプローチを試みることで気分が楽になり、体の症状も良くなってきたという方もいらっしゃいます。多数の診療科を有する大学病院や総合病院では総合受付を用意していることもあるので、原因不明の症状で受診を希望する場合はどの診療科にかかるか相談してはいかがでしょうか。

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