禁煙外来を設置している内科が増えています

自分に合った禁煙治療薬を提案してもらえる禁煙外来

最近は内科を中心に、禁煙外来を設置している病院が増えています。全国的に健康に対する意識が高まり禁煙にチャレンジする方も増えていますが、一人で行う禁煙は難しく挫折する方も珍しくありません。禁煙外来では効果の期待できる禁煙治療薬を処方してもらえます。自分のライフスタイルやタバコへの依存度に合わせた治療薬を提案してもらえるのが、禁煙外来の大きなメリットです。
禁煙治療薬は市販されているものもありますが、喫煙本数が多く効果の高い薬を処方してもらいたい方は医師から処方される薬をおすすめします。また、医師から生活アドバイスをもらえることなどにより孤独な戦いをしなくても済むことが禁煙外来に通う大きなメリットです。タバコを吸いたくなった時に相談に乗ってもらうことができ、禁煙に向けて努力しているのが自分一人ではないと感じることが禁煙の大きなモチベーションになります。もちろん、禁煙は最終的には自分の意思の強さが大切です。一回通うだけで治療をやめてしまう方の成功率は低いので、初診で薬をもらってからも継続して通うことが求められます。

禁煙治療には健康保険適用が可能

禁煙治療はお金がかかると考える方も多いですが、実は禁煙外来は健康保険適用で通うことができます。診察料と処方箋料、薬の費用と合わせても自己負担額（3割）で2万円前後が一般的な禁煙治療の目安です。禁煙外来に通うのは毎日ではなく2～3カ月程度の治療期間のうち数回お医者さんの診察を受ける程度なので、仕事をしながらでも禁煙にチャレンジできます。

禁煙は健康・家計節約に大きなメリット

禁煙を考える方の多くは、健康維持や向上を目的にしています。しかし、禁煙に成功すれば家計の節約にもつながるので経済的にも大きなメリットがあります。一日に一箱ペースで吸っている方の場合、禁煙外来の治療費と治療期間中に吸っていたタバコ代を比較すると大抵タバコ代のほうが上回ることになります。そのままずっとタバコを吸わずにいれば一か月に一万円前後の節約につながりますので、禁煙外来でしっかり禁煙する意味は非常に大きいです。タバコはここ数十年でどんどん値上がりしていて、これ以上高くなる前に辞めたいと考えている方も少なくありません。禁煙は早期に治療に取り組むほど成功確率が高まるので、禁煙を思い立った時はお近くの禁煙外来を検索してはいかがでしょうか。

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