質の高い歯医者の特徴
歯科医師の腕や人柄が良い
腕がよいとは、手先が器用で、それぞれの疾患がある患者に対して確実な治療ができるということです。そのうえ、患者が痛まないように、丁寧にかつなめらかに施術ができる歯科医師は、患者に対して非常に安心感を与えます。また、十分な専門知識を持っており、的確な判断で周囲のスタッフに指導ができ、スタッフや常連からの人望がある医師も良い医師といえます。さらに、患者とのコミュニケーションも円滑に行い、患者が求めることに対して柔軟に対応できることも良い医師の特徴といえます。
自分で良い歯科医師を探すのは難しいですが、まずは自分の歯の状態が良いとき悪いとき関係なく、まずは三軒ほど回ってみましょう。良い医者であれば、初診の時になんともなくても、今後どうなるか、今後どうケアしていけば病気を防止できるかを教えてくれます。医療者専門の出版社から出ている本で、歯科医師向けに症例を公開している先生は、期待できます。
予防歯科に疎かにしない
予防歯科とは、歯や歯ぐきに異常がない人に対して、虫歯や歯周病にならないようにする治療のことです。定期的な検診をすることで、歯石除去やいろいろな患者の状態に合わせたメンテナンスをし、病気の予防をします。虫歯や歯周病の治療が終わって、歯医者通いが終わるわけではありません。良い歯医者では、再発を防止するために、歯科衛生士が丁寧にブラッシング指導をしてくれます。歯ブラシの種類や、デンタルフロス、歯間ブラシなどを、官舎に合わせて説明してくれます。歯垢を取り除いてくれたあと、消毒作用のあるジェルを歯と歯間にパックしてくれます。さらに、自身でセルフケアをすることができるように、丁寧に指導をしてくれます。予防歯科を徹底している歯医者は、患者のことを深く考えてくれるので、良い歯医者といえるでしょう。
専門の歯科医師を紹介してくれる
歯科医師によっては、自分の専門範囲外の病気や症状があります。良い歯医者だと、そのような患者が来た場合には対応できないので、大学病院や総合病院を紹介してくれます。良くない歯医者だと、他の歯科医に移ってほしくないがために、専門外でもなんとかこじつけたりして、治療を行おうとします。自分のところに通ってくれる患者を手放してでも、患者のために信頼できる専門医を紹介してくれる歯医者は、患者第一のとても素晴らしい歯医者です。