居酒屋~居る酒屋でのカウンセリング~

居酒屋とはそもそもお酒を売る酒屋に「居て」飲むことから始まったようです。その「居る」という感じはまさにぴったりという感じに私には思えます。「居場所」のようなイメージでしょうか。私の近所の行きつけの大阪の居酒屋は、親しい近隣の親父たちと定期的に集まり飲んでいます。そこはおかみさんが切り盛りしている、さほど大きくない、定員10名入るかどうかのこじんまりとしたお店です。

料理はおかみさんの手作りの、家庭料理であったり漁師飯に近いものであったり、美味しく頂けます。そこでは、予約をしておくと、おかみさんがその時々に応じて、店一押しの鰹のたたきを用意してくれます。私たち親父グループにとっては大阪で鰹のたたきを食べるならここといった感じです。

そこで、おかみさんも積極的に会話に加わり、職場の話、家族の話、趣味の話、健康の話など様々な話をして、「居」続けている「居酒屋」です。それが疲れたこころのカウンセリングになっていると思われます。大事なわたしたちの居場所といってもいいところです。

カテゴリー: 飲食産業